プレイ日記「帰ってきたランダム家 1日目」から「7日目」までの内容を、私の妄想で補完しつつまとめました。
(プレイ日記に書かれる以前のランダム家の様子は動画およびこちらの記事で確認できます)
※ランダム家の人間関係が分からない方は、以下を御覧ください(クリックで画像が拡大します)
ランダム家の物語 #1
大学に体験入学していたランダム家の若年シム、冬馬、千夏、ライリーの3人(以下「若年組」)。
密かに想いを寄せ合っていた冬馬とライリーは体験入学最終日、どちらともなく告白をし、晴れて恋人同士となる。
ライリーは、元々は冬馬の「イマジナリー・フレンド」だった。
想像上の友人に過ぎなかった相手が現実のシムとなり、結ばれる……そんなドラマチックな関係になった冬馬とライリーに対し、千夏は恋人どころか未だに男友達すらいない。
千夏が冬馬たちの関係に何かを感じているのか定かではないが、ともかく、3人は大学の寮からツインブルックの自宅に帰宅した。
3人が帰宅するなり、冬馬の父・太郎がライリーに色目を使うというハプニングもあったが、
父子で同じ女性を奪い合うといったドロドロの展開にはならずに済んだ。全く、困った父親である。
太郎の暴走を尻目に、若年組は自分たちの進路について考える。
結果、3人とも大学進学という選択はせず、冬馬は教育キャリア、千夏は建築キャリア、ライリーは警察キャリアへの就職を希望。
翌日、若年組は早速図書館へ行き、パソコンを使ってそれぞれの志望キャリアへの就職手続きを済ます。
シム界の例に漏れず一瞬で就職した3人は、この頃から自立……すなわち親元を離れることを意識したようである。
就職先が決定したあと、若年組は高校の卒業式を迎える。
と、ここで冬馬が思わぬ行動に出る。卒業ローブ着用時に、ウィッグを使用したのである。
冬馬は生まれた時からこれまでずっと、スキンヘッドだった。
卒業式という記念すべき日にウィッグを身に着けるということは、周囲のシム(と筆者)が気づかなかっただけで、彼は自分に頭髪が生えていないことをコンプレックスに思っていたのかもしれない。
ウィッグを身に着け現れた冬馬をクラスメイトたちがどう受け止めたかは不明だが、クラスメイトたちは冬馬を「将来、ベストセラーを書きそう!」と評価。
千夏は「ロックスターになりそう!」、ライリーは「スポーツのスター選手になりそう!」との評価を得た。
また、千夏は「卒業生総代」にも選出される。
大学の体験入学では彼女が最も成績が悪かったのに、皮肉なものである。
記念撮影を終え、
帰宅するランダム家の面々。
冬馬の母・ジリアンは日課である息子のPCのブラウザの履歴チェックを行い、
父・太郎は姪・千夏のギターに酔いしれる。
千夏の母・花子はドレス姿のまま洗濯物の回収を始め、
父・ジョディーは大好きな読書に没頭する。
我が子が高校を卒業しても、親たちの行動はいつもと変わらない。
しかしきっと、内心では子どもたちの門出を喜ばしく思っていることであろう。
そんな親シムたちにも、老齢になる日が訪れた。
太郎・ジリアン夫妻、花子(太郎の実妹)・ジョディー夫妻は、合同でその日を祝うことにした。
合同パーティーの会場は旧ランダム邸。彼らが新婚時代を過ごした場所である。
会場が狭いこともあり、少なめの招待客でパーティーはひっそりと行われた。
夜を迎えた頃、4人は一斉に老齢となる。
こうしてランダム家の大人シムたちは老齢となり(以下「老齢組」)、若年組は高校を卒業して就職した。
若年組は新天地を求め、老齢組は第二の人生を模索し、長年暮らしたツインブルックから別の町へ引っ越そうと考えているようである。
ランダム家の新しい物語が始まろうとしている。